2017年11月26日日曜日

命展パート4 栃木県鹿沼市文化センター4日目

栃木県鹿沼市での命展4、今日で4日目です。
今回は車で来たので経費節約のため、車中泊をしています。
…が、寒いです!!!!

しかし、どんなに寒くても、とち介(栃木市のマスコットキャラクター)はいつも爽やかな笑顔で、「おはよう!」と言ってくれます。

車中泊をしている「道の駅にしかた」です。
土日は朝から色々なイベントが開催されています。

一つ、気になるものがありました。
「りんどう湖ファミリー牧場」からふれあい動物園として、動物たちが連れられて来ていました。「エサやり200円」と書かれたものが貼ってありました。

こんな狭い囲いの中に、アルパカ1匹。

こちらも狭い囲いの中に、ヤギとヒツジ、2匹づつ。

モルモット4〜5匹と手前の木の箱にはジャンボウサギ1匹。
ウサギ以外の動物の床には、ブルーシートが敷かれているだけでした。
モルモットの中には、触ろうとする人から逃げ回る子がいましたが、隠れられるものが何もありません。

飼育員らしき服装をしたスタッフの方がいたので、いくつか質問をしました。
● ふれあい動物の時間と開園日について。
「動物たちがいる時間は10時〜14時の4時間ほど。
開園日は決まっておらず、道の駅にしかた からの依頼があれば来るとのこと。」
● 動物のいるスペースには風を遮るものも、体を温めるもが用意されていないことについて。
「アルパカやヒツジは寒さに強いから問題ない。ジャンボウサギも寒い方が得意な動物だから大丈夫。モルモットは複数いるのでみんな寄り添っているから大丈夫」
● モルモットの様子を見ていたが、逃げ回る子もいる。これではストレスを与えてしまうから、せめて隠れられるようなものを用意してあげた方がいいのでは?
「たった4時間だけだから問題ない」

これらの答え全てに対して、何一つ、納得がいかなかったので、私なりに思う事を、このスタッフの方に伝えましたが、那須りんどう湖レイクビュー(りんどう湖ファミリー牧場)の方にも、道の駅にしかたにも、伝えようと思います。
ただ、那須りんどう湖レイクビュー自体、小動物や草食動物のふれあい動物園以外に、乗馬、ヒツジのレンタル、犬のレンタルなど、人間のために動物を利用しているようなものをたくさんやっているところなので、どこまで伝わるかわかりませんが、やらなければ何も始まらないので、私なりに伝えてみようと思います。

那須りんどう湖レイクビュー
電話:0282-76-3111 FAX:0287-76-3123
メール:nasu@rindo.co.jp

道の駅にしかた
電話:0282-92-0990 


鹿沼市文化センターの会場につきました。
展示の様子です。





多くの人ではないですが、絵を観に来てくださっています。

来てくださった方々は、ゆっくり時間をかけて観て行ってくださいます。

嬉しいことがありました。
今年2月26日に、栃木県動物愛護センター主催の動物愛護関係講習会がありました。
その時、私を講師として呼んでいただき、テーマである『災害時のペット同伴避難』の必要性について、お話をさせていただきました。
その時の講演会に参加してくださった鹿沼市の方が、観にいらしてくださいました。
その方のお話では、2月の私の講演がきっかけで、ペット同伴避難(人も動物も同じ安全な室内で一緒に過ごすことができる避難所のこと)の必要性を考えることになり、鹿沼市内にある廃校を、災害時のペット同伴専用避難所として利用することができるように、現在進めているそうです。
私の想いが、動物の命やその家族の方の命を守ることに繋がってくれたこと、本当に何よりも嬉しいことです。
命展の開催やその他動物関係の活動をしていく中で、気持ちの荒むようなこととたくさん出会いますが、それでもこういったことが一つでも起きてくれるなら、私はもっともっと頑張っていける、そう思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。